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食事もお仕事も、バランスよく。好奇心の赴くままに、いろいろ楽しみたい。

仕事も料理も、全力投球。未知の世界にチャレンジし続ける、女優・田中麗奈さんの食へのこだわりをうかがいます。

Text by Tomoko Yabe

 がめ煮、きんぴら、ひじきにだし巻き玉子。テーブルに並んだ料理を見て、「私がよくつくる料理ばかり!なんだか本当に自分の食卓みたいです」と頬をゆるめた女優の田中麗奈さん。がめ煮とは、出身地である福岡の郷土料理。筑前煮とも呼ばれ、福岡ではお正月や祝いの席でふるまわれるのだとか。麗奈さんも「たまにすごく食べたくなって」家で作るそうです。

 料理は、食べるのも作るのも「大好き」。九州の甘辛いお醤油で煮たかぼちゃの煮付けや、鮮魚を味噌と日本酒と砂糖であえて、ネギと胡麻を散らした味噌和えなどが十八番。レパートリーは和食が多く、レシピよりも直感を信じる感覚派で、キッチンではまるでレースのように料理に挑んでいるのだとか。


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「自分の中に、1時間で3品作るというルールがあって。たとえば夕飯の時間を8時と決めたら、7時まではダラダラして、1時間で集中して作ります。冷蔵庫にわかめを見つけたら、キュウリやオクラを入れて酢のものにして、まず一品。もう一品はきんぴら、メインはお肉というふうに。そのときあるもので、いかにスピーディーに、バランスよく作れるかが勝負。全部うまくいくと、『勝った!』って気分になるんです」

 生きていくうえで食べることは、体をつくる資本。食生活で大切にしていることも、「バランスよく食べる」ことだそう。

「昼間はしっかり食べますが、夜は炭水化物を控えておかずを多めにし、野菜や良質なタンパク質を摂るようにしています。生魚は毎日食べたいくらい大好きだし、エネルギーにしたいときはお肉も食べます。でも結局、食いしん坊なので、あまり気にしていないかも。おいしいものを食べたいですから(笑)」

 映画『がんばっていきまっしょい』での鮮烈なデビューから20年、これまで冷血な女医から専業主婦まで多彩な女性を演じてきました。10月には主演ドラマ『ぬけまいる〜女三人伊勢参り』もスタート。今は「仕事がとても楽しい」と語ります。

「お芝居はもちろんですが、雑誌の撮影やラジオなど、どんなお仕事も大好きなんです。プロの方々の力をお借りして自分の表現ができて、見ていただいた方に『よかったよ』って言われると、作り手と受け手がつながった感じがするんです。この仕事って本当に夢のある、素敵な世界だなと思う。これからも、長く続けていけたらいいなと思っています」


ys56_interview_02.jpgお気に入りの曲げわっぱに彩りよくおかずが詰められた、田中さんの手作りわっぱ弁当。

 いろいろな仕事、いろいろな食。どれもバランスよく、全力で楽しむ。そこに麗奈さんのエネルギーの秘訣が、隠されているようです。

田中麗奈(たなか れな)
女優。1980年福岡県生まれ。1998年、映画『がんばっていきまっしょい』で主演を務め、以来数々の映画、ドラマなどで活躍。主演する土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』(NHK総合、毎週土曜18時5分~)が10月27日よりスタート。http://www.tanakarena.co.jp

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