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おとなの部活 in 恵比寿 第4回 合唱部

クリスマスの聖歌隊や年末の「第九」演奏などでもおなじみの「合唱」を、誰でも気軽に楽しめる合唱プロジェクトが「Sing!恵比寿」です。「歌うことは大好き。ひとりでもカラオケに行っちゃいます!」というエマさんが体験してきました。

Text by Tomoko Yabe, Photos by Kaoru Fukui

 画像)「広い場所で、思い切り大きな声で歌うだけで気持ちいい!」とエマさん。

 訪れたのは恵比寿ガーデンプレイスのお隣、加計塚小学校の小体育館。ここで月2〜3回レッスンが行われます。今日の講師はゴスペルディレクターの吉田英樹さん。

 まずはウォーミングアップとして、ビートルズの「All you need is love」を歌います。初めは「歌えるかな」と心配そうだったエマさんも、耳なじみのあるメロディが流れ、見よう見まねで振りをつけて歌いはじめるとたちまち笑顔に。その後、ストレッチをして、発声のレクチャーを受けます。

 「うがいするときのように喉を開き、鼻から空気を出すイメージで声を出します。喉、口、鼻の全部を使って声が響く状態をつくってくださいね」。そして発声練習のあと、本日の課題曲「Oh happy day」へ。映画『天使にラブソングを 2』で知られるゴスペルの名曲です。

 「高音ほどやさしくね!そう、そんな感じ!」と、身ぶり手ぶりつきの熱血指導に応えるメンバー。体育館にパワフルな歌声が響き、ボルテージも最高潮に。「6年やってきて今が一番いいよ!」と吉田さんのお墨付きももらいました。

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上、下右)たくさんの人を惹きつける歌が歌えるようになるためにも、練習は大切。映画やテレビでも歌唱指導をしている吉田さんが、迫力ボイスでレッスンを盛り上げます。「楽しみながらスキルアップできるよう指導しています」。
下左)最初は少しとまどっていたエマさんも、周囲につられてだんだん声が出るように。


 「Sing!恵比寿」がスタートしたのは2010年。パリの街が音楽にあふれる「音楽の日」を恵比寿にも、とシブヤ大学の授業からプロジェクトが生まれました。現在の登録者は20代から70代までの約40名。合唱を披露するだけでなく、観客を巻き込み一緒に歌う参加型のステージをめざし、恵比寿をはじめ日比谷、仙台、そしてパリなどで活動しています。

  メンバーの多くは初心者ですが、なかには経験者も。世界合唱コンクール入賞経験のある男性は、「歌は、自分の身体だけでできるところが魅力。トレーニングすると、ふだんの声もよくなるんですよ」ととびきりの美声で教えてくれました。またある女性は、「子どもの頃に合唱団に入っていたのですが、大人になってまたやりたくなって。デスクワークを離れ、こうして自分を解放することが、心のメンテナンスになっている気がします。」

 エマさんも、「みんなで歌うのって楽しいなと、あらためて思いました」と充実の表情。「歌が大好きなみなさんの思いが、一緒に歌っていて伝わってきました。練習場所が小学校のせいか、ほんとに部活っぽくて楽しかったです!」

ys49_bukatsu2.jpg「Sing!恵比寿」のメンバーのみなさん。スクールや習い事と違い、メンバーが自主的に活動する「部活スタイル」で運営。

部活info
Sing!恵比寿
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恵比寿文化祭などでもおなじみの合唱サークル。スクールではなく、歌好きの同志が集まる「部活」。講師の依頼や練習場所の予約などもメンバーが協力し合って運営している。「経験技術は不問だが、その主旨を理解して入会してほしい」とのこと。

  • 人数 約40名
  • 頻度 月2~3回
  • 費用 12,000円/年 (入会金2,000円、譜面のコピー費など随時)
  • 体験 有り
  • 住所 渋谷区立加計塚小学校 小体育館
  • WEB http://www.shibuya-univ.net/club/singebisu/
    ※問い合わせはメールで。singyebisu@gmail.com


1日部員 前田エマ
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モデルとして雑誌、CM、ショーなどで活躍する他、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、多彩な分野で活躍中。

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