(c) GULLANE ENTRETENIMENTO S.A / ReallyLikeFilms + Palmyra Moon

CINEMA

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー

開催期間:
7/3(金)公開

(c) GULLANE ENTRETENIMENTO S.A / ReallyLikeFilms + Palmyra Moon

「ブラジルの声」 と呼ばれ、同世代のジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキらと共にMPB(ボサノヴァ以降のブラジル・ポピュラー・ミュージック)をリードし、海外の数多くの音楽家とも共演してきた、ミルトン・ナシメント。愛称ビトゥーカ。80歳を迎えた2022年、ステージからの引退を発表し、行なった世界規模のフェアウェル・コンサート・ツアーを追いながら、ミルトンの人生と音楽を浮き彫りにしたドキュメンタリー・フィルムだ。前半、ミルトン一座は欧米諸国をツアーし、各国で熱狂的に迎えられる。パット・メセニー、スパイク・リー、クインシー・ジョーンズ、ウェイン・ショーターらがミルトンを語り、エスペランサ・スポルディング、ハービー・ハンコックとの共演シーンもある。ミルトンは、養子として育った少年時代を振り返り、旅先で自身の養子と会話し、恩人の歌手エリス・レジーナとの思い出を語る。後半は、ミルトンのホーム、音楽の原点であるブラジル内陸の高原地帯、ミナスジェライス州の風景から始まる。シコ、カエターノ、ジルらの友人たち、マルシオ・ボルジェス、ホナウド・バストスといった共作者の詩人たち、ミルトンを敬愛する年下の音楽家たちが、ミルトンの音楽の魅力を語り、深部を解き明かす。人種差別、1964年から20年続いたブラジルの軍事独裁政権といった、避けては通れない負の歴史も明かされる。そして、フェアウェル・コンサートのファイナル、ミナス州都ベロオリゾンチのサッカースタジアム「ミネイラォン」でのコンサートが近づく。1972年の名盤のタイトルであり、ミルトンを軸とするミナスの音楽家ファミリーの名でもある『クルビ・ダ・エスキーナ(街角のクラブ)』の仲間たち、ロー・ボルジェス、ベト・ゲヂス、ヴァギネル・チゾ、トニーニョ・オルタが秘話を語り、共演する。