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鈴木ちなみさんが、旅先で出会った食体験。

レポーターとして世界27カ国を旅してきた鈴木ちなみさんに、食と旅の思い出をうかがいます。

Text by Tomoko Yabe

「えっ!?と思う料理でもまずはトライ。"普通"なんてない、と思うから」

 表紙のおいしそうな一皿は、ペルーの定番料理「ロモサルタード(牛肉と野菜の炒め)」。世界各地を旅してきた鈴木ちなみさんが、「思い出に残っている、大好きな料理」とあげてくれたメニューで、この日がひさびさの再会となりました。

 「やっぱりおいしい! お肉とフライドポテトとトマトが一緒になっている一皿を見ると、ペルーだなあって思います。南米の料理は未知数でしたが、クセもなく、すごく食べやすくて。気に入って、滞在中は毎日のように食べていました」

 2012年から2年間、フジテレビ「めざましどようび」の「TOP OF THE WORLD」コーナーを担当し、世界各地の魅力を伝える溌剌としたリポートで一躍人気者に。これまで旅した国は27ヵ国にものぼる彼女。もともと旅も、食べることも大好き。「食」は、その土地を知るきっかけにもなると言います。

 「たとえばペルーは、スペインによる植民地時代に中国人が多く移民してきたことから、醤油を使った料理も多く、日本人に親しみのある味になっているそうです。あと、どんな店でもフレッシュジュースが飲めるのは、果物の生育に適した気候風土が関係していて。そんなふうに『食』を通して、その国の歴史や文化を知ることができるんですよね」

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 旅先では、なるべく現地の人が行くお店を教えてもらうようにしているのだとか。「えっ!?」と思う料理が出てきても、まずはトライ。理由は、「一歩踏み込むことで、土地の人に近づける気がするから」。やわらかな感性と好奇心で、未知の国や人との出会いを楽しんでいるちなみさんに、「旅」を楽しむコツを教えてもらいました。

 「特に仕事でリポートするときは、あまり勉強しすぎないようにしています。その場で感じるはずのことを素直に感じられなくなってしまうから。その分、アンテナを広げていろんなことに興味を持ったり、現地の人の話をしっかり聞くようにしています。たくさん旅をするようになって、『普通ってないんだな』ってすごく思うようになりました。たとえば同じ食材でも地域によって食べ方が違うように、世界には自分とは違う考え方や感覚の人がたくさんいる。自分の中で『普通』や『常識』が固まってしまうと、その幅でしか生きていけないけど、旅先でいろんな人や文化に接することで、自分のキャパシティーがすごく広がるように思います。今はインターネットで手軽に情報が得られる時代ですが、やっぱり体験しないとわからないことっていっぱいある。これからも、いろんなところに旅してみたいです」

ys52_interview01.pngちなみさんが撮影した、旅先のスナップ。左がペルーの牛肉料理とフレッシュジュース。右は美味しさに感動したという、スペイン・バスク地方の生ハム。

鈴木ちなみ(すずきちなみ)
1989年生まれ、岐阜県出身。2012年から2年間、『めざましどようび』(フジテレビ)にて海外リポーターを務め人気を博す。今年2月よりポッカサッポロの「旅茶列島」キャンペーン広告に出演中。公式チャンネルでの旅ムービーも公開中。

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