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なんじゃこの美味さは。オランデーズソース

 毎年桜の季節に来日するフランスの友人がいる。彼らのスケジュールは世界から働き過ぎだとお叱りを受ける日本人から見ても驚くほどのタイトさで、仕事の打ち合わせをしたり、京都まで足を延ばしたり、市場調査のため街をくまなく歩いたりとめまぐるしい。彼らの行動を見ていると、働き過ぎなのは日本人に限ったことではなくアメリカにだって中国にだってそんな人いるんじゃないかと思うのだが...どうなんだろ。

 タイトなスケジュールの隙間を縫って時間を作ってもらい、仏レストランで食事をした。和食じゃなくてフレンチなの? と怪訝に思われるかもしれないが、「日本食が大ブーム」であるフランス社会だが、伝統的な西洋料理じゃなくちゃイヤ...という人がいるのも当然。フランスからやってきた友人の一人がそのタイプ。

 春が来てフランスの青果店の店先に並ぶのは、いちご、グリンピース、フェンネル、アーティチョーク、ラディッシュなど、みずみずしい彩りの野菜たち。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリアなどで、ことに愛されているのは白アスパラガス。春にしか食べられない素敵な食材だ。

 出かけた仏レストランのメニューにも「白アスパラガス・オランデーズソース」があった。同席の5人とも、前菜料理にそれを選択。

 細長い皿の上にはどっしり立派な白アスパラガスが二本。オレンジ色のソースがたっぷりと載っている。「きれい」という声が飛び、続いて「トレ・ボン」という声が飛ぶ。淡白な白アスパラガスにオレンジ色のソースを絡めて食べる。ううう〜なんじゃこの美味さは。軽くのけぞる。

 美味しかったので、フランスのネットでレシピ検索して作り、白アスパラガス、魚のムニエル、ベーコンエッグマフィンなどに合わせて食べた。ありゃりゃ〜美味。高カロリーなのはちょっと心配だが、たまにならいいでしょ、これ食べても。ねえ。

オランデーズソース
作り方(2~3人分)
1. 小鍋に卵黄3個と水(大さじ1)を入れ、泡立て器でホイップする。
2. [1] の鍋よりも大きな鍋にお湯を沸かして [1] の鍋を入れ、ホイップしながら、ムース状になるまで火にかける(大鍋の湯は約80°Cをキープ)。
3. 電子レンジで溶かした75gのバターを、ムース状の中に少しずつ加え、そのたびしっかりホイップする。
4. 味見しながら塩を混ぜ、最後に半分のレモンを絞って混ぜる。
5. このソースは茹でアスパラガスや白身魚のソテーなどにぴったり。これさえあれば、鬼に金棒!

こぐれ ひでこ
イラストレーター&「食」「暮らし」に関するエッセイストとして「読売新聞」「MY LOHAS/ごはん日記」などに執筆中。半月前、突如腰痛を発症。軽い腰痛を感じた事はあったけれど、こんなに長引くのは初めて。だから加圧もヨガもお休み中。整体施術に望みを託しています。

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