みんなでつくるビールプロジェクト 活動レポート

Report: 5

いよいよ醸造開始!特別エリアの仕込室で麦芽を投入

「みんなでつくるビールプロジェクトfrom YEBISU BREWERY TOKYO」の参加者の皆さんがコンセプトから作り上げた恵比寿ガーデンプレイス30周年記念ビールの醸造が、いよいよスタートしました。
プロジェクトメンバーの皆さんが、仕事を抜け出し平日の午前中にYEBISU BREWERY TOKYOに集結しました。醸造工程の一部である、麦芽の仕込を実際に体験します。
初めての醸造作業ということもあり、少し緊張した表情も見られます。

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YEBISU BREWERY TOKYOに集まった参加者の皆さん

まずは、YEBISU BREWERY TOKYO醸造責任者の有友亮太さんが講師となり、少し複雑なビールの醸造工程について学びます。

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ビールの醸造工程の講義をするYEBISU BREWERY TOKYO醸造責任者の有友さん

ビールの原材料である麦芽とホップについても知見を深めます。
ビールの醸造家でもない限り普段は目にすることのない焙煎済みの麦芽や乾燥させたホップを、間近で見て、実際に触って、香りを感じてみます。

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サンプルを確認しながら原材料の違いについての説明

使用する麦芽も焙煎度合いによってさまざまな種類があります。
黒ビールなどに使われる焙煎した色付き麦芽と黄金色のピルスナーなどのビールに使われる麦芽の香りの違いも確かめます。

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ビールの原材料である麦芽の香りの違いを確認

いよいよ醸造開始です。美味しいビールを作るためには決められた時間に原材料を投入しなければなりません。少し急いで白衣に着替え、ガラス張りの仕込室に向かいます。このガラス張りの仕込室に一般の方が入るのは今回が初めてです。

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普段立ち入ることのできない仕込用の巨大な釜のある特別エリア

ついに、麦芽の投入!
ゆっくりと、慎重に、麦芽を仕込釜に投入していきます。
記念すべき最初の投入の時には、他の参加者の皆さんの大きな拍手が響き渡りました。
仕込はビール醸造の序盤の工程であり、ビールの素となる麦汁を作ります。仕込がビールの味の骨格が決めるとも言われており、とても重要な工程です。

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仕込室で麦芽を投入する参加者

次々と麦芽を投入していきます。

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ガラス張りの仕込み室で麦芽を投入する参加者と外から見守るメディアの方々

無事に麦芽を投入し、一安心。
この後、数時間かけて麦汁ができ、ホップやビール酵母を入れて発酵させ、熟成させ、約1か月でビールが完成します。

今回麦芽を投入した参加者は、「釜の中は本当にぐつぐつしていて熱かったが、麦芽のいい香りがした。」、「実際に釜の中に麦芽を入れ、これが自分たちの考えてきたビールになるのかと思うと感慨深かった」と少し興奮気味に話していました。

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仕込室の前で記念撮影をする参加者の皆さん

最後に、仕込釜の前で記念撮影。
無事に、恵比寿ガーデンプレイス30周年記念ビールが完成しますように。
恵比寿ガーデンプレイス30周年記念ビールは10月の開業30周年記念イベントで披露し、恵比寿のまちの皆さんと乾杯する予定です。どうぞ、ご期待ください。

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