2014年、恵比寿ガーデンプレイス開業20周年、バカラ創設250周年となる記念すべき年にあたり、
恵比寿ガーデンプレイスが掲げるブランドメッセージ「恵比寿。あなたは、大人の街になれ。」のもと、
クリスタルとミラーが織り成す幻想的なシャンデリアと、やわらかく温かみのあるイルミネーションで、
恵比寿ガーデンプレイスの街を彩ります。
期間:2014年11月8日(土)~ 2015年1月12日(月・祝)
場所:センター広場(シャンデリアの展示)
※クリスマスツリーの展示は12月25日までとなります。
『バカラ シャンデリア』
バカラ250周年を記念する新たなシャンデリアを、国内外で活躍するデザイナーGLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通氏がデザイン。
「Session of Sparkle」をコンセプトに、クリスタルとミラーという異素材の輝きのセッションによって、バカラ シャンデリアの新たな創造の可能性を広げました。
バカラの歴史上、最大の大きさを誇るシャンデリアを形成しているのは、2種類のシャンデリアです。華麗で正統的なデザインの「ゼニス」。流れ落ちる雫のような斬新なフォルムの「ソルスティス」。バカラを代表する2種類のシャンデリア17基が、ミラーと共に4層に組み合わされ、「高さ8.4m、幅4.6m、重さ1.8t、灯数410灯」と、250年のバカラ歴史上、最大の大きさを誇ります。410個全ての灯りには、LED電球を使用。ミラーとクリスタルを屈曲し、様々な表情に変化する幻想的な輝きと、革新的な進化を遂げた新しいバカラ シャンデリアをぜひお楽しみください。
1967年大阪生まれ。2001年の香港プロジェクトを皮切りに、ニューヨーク、ロンドン、上海など海外へも活躍の場を広げ、インテリアに限らず、グラフィックやプロダクトといった幅広い創作活動を行なっている。2013年、自身初の物件集「GLAMOROUSPHILOSOPHY NO.1」がパルコ出版より発売。
THE LONDON LIFESTYLE AWARDS 2010、The Andrew Martin Interior Designers of the Year Awardsなど、受賞歴多数。
バカラは、1764年、ルイ15世の認可を受け、フランス東部ロレーヌ地方にあるバカラ村に創設されました。以来、「最良の素材、最高の技術、そしてそれを継承すること」という初期に基礎を築いたピエール・A.・ゴダール・デマレの理念に基づき、バカラは3世紀にわたり、一貫して至上の美を求め続け、高級クリスタルの代名詞とまで言われるようになりました。人口約5000人のバカラ村では親子三代がバカラ社で働いているという例も珍しくなく、バカラのクリスタルは、今も変わらず、この小さな村の工場で作られ続けています。
バカラの素材や技術の素晴らしさは、フランス大統領より与えられるフランス最優秀職人(M.O.F.)と呼ばれる栄誉ある称号を、これまで一企業としては比類ない50名以上もの職人が受章していることに顕れています。現在も、22名の現役受章者職人が技術の継承に多くの力を注いでいます。成形から検品まで卓越した職人たちの手を経てこそ、バカラクリスタルの特徴である美しく深い透明感を持つ素材、カットやグラヴュールによるダイナミックあるいは繊細な装飾、そして丁寧な仕上げによる滑らかな質感と輝きが生まれるのです。
バカラの技術が飛躍的に進歩したのは、19世紀から20世紀にかけての数々の受賞と無縁ではありません(パリ万国博覧会では、1855年に金賞、1867年と1878年にはグランプリを獲得)。バカラの名前は世界中に広がり、フランスブルボン王朝をはじめ、ロシアのニコライ二世、インドのマハラジャなど、世界中の王侯貴族たちにも愛用され、“王者たちのクリスタル”と冠されるようになりました。パリ バカラ美術館では、それらの優れた作品や各国王や元首の紋章入りの特注グラスなどが年代ごとに展示され、バカラの歴史の深さをうかがい知ることができます。
1824年にフランスで初めてクリスタルのシャンデリアを制作し始めたバカラは、1855年のパリ万国博覧会への出品以来、さまざまなデザイン、スケールの作品を制作し、世界で賞賛の的となりました。各国の王侯貴族や実業家、そして建築家は、バカラのシャンデリアを成功の象徴として、また空間を華やかに演出する装飾品として飾りました。
バカラのきらめきが美しく空間を照らすシャンデリア、それはバカラクリスタルの比類ない透明度と高い芸術的完成度を表現した芸術作品として、また、バカラのアイデンティティである“光”と“キラメキ”を象徴する存在として、長い歴史を通して変わらず輝き続けています。