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#5 えびす坂 鳥幸

こだわりの鶏と焼きの技をワインとのマリアージュで堪能して。

Photos by Shin-ichi Yokoyama

(左)手前のお皿は、右から「さび焼き」「ねぎま」「金針菜」各¥280、手羽元の元の肩の部分「ふりそで」¥320、奥は「極上レバー」¥380。コースは¥3,200~
(右)目の前で職人が焼くのを見ながら楽しめる焼き鳥屋の王道席、カウンター。煉瓦使いの壁と白木のカウンターの対比がスタイリッシュ。

 煙もうもうの中、片手に串、片手にビールは過去のもの。最近、お洒落な店内でワインと楽しむ焼鳥屋が増えた。昨年リニューアルされた「恵比寿ガーデンプレイス TOP of YEBISU」38Fに、ワインとのマリアージュを提唱した焼鳥屋の草分け、「鳥幸」の支店がオープンした。

 ぎゅっと噛み締めると、じわっと旨みを感じられるのが、ここの焼鳥の醍醐味だ。それには肉の品質が大切。八ヶ岳の中村農場と契約し、軍鶏の血をひく「八ヶ岳鳥幸地鶏」をオリジナルの飼育法で育ててもらっている。しっかりした食感を生かし、旨みをぎゅっと閉じ込めるため、最初に備長炭の強火でガッと焼きかためるのが「鳥幸スタイル」。この焼き方なればこそ、レバーは外側がカリッと、中はふわとろに。すっきり甘めの秘伝のたれにワインが進む。

 鶏肉に合うのは、白ワインもしくは軽い赤というセオリーにのっとり、フランス産をメインに、イスラエル産から日本産まで50種類以上のワインを集めた。

 落ち着けるカウンターや掘りごたつの座敷のほか、テーブル席の個室からはレインボーブリッジから東京タワー、スカイツリーまで眺められる。まさに「天空のレストラン」。デートにも接待にも、仲間同士の宴会にも。

50_rest1.png(左)38階からの眺望を満喫できる個室。2面の大きな窓があり、まるで宙に浮いているかのよう。
(中)「自家製白レバームース」¥940 レバ―と香味野菜を赤ワインで炊き、蜂蜜を隠し味に。牛乳煎餅でサンド。
(右)匠の技を駆使する伊藤亮さん。「塩加減、火加減がとても大切。気を抜けません」。

えびす坂 鳥幸
TEL 03-6455-7458
時間 11:30~14:00LO、17:00~22:30LO
www.tokyo-rf.com

文・北村美香
フードエディター&ライター。『朝日新聞』『eclat』『婦人公論』『Numero東京』『アエラスタイルマガジン』などに執筆。『芸術家の食卓』(林綾野著・講談社刊)など、多数の単行本を編集。

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