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夏菜さんのお店選びの条件とは?

「いいお店と出会った時の幸福感はなににも代えられないですね」

Text by Tomoko Yabe

食べることには人一倍関心が高いという夏菜さん。お店選びにかける情熱をうかがいました。

 「こんなお店ができてたんですね!恵比寿はよく来る街で、あちこち見ているつもりだったんですけど、知らなかったなー」

 山手線沿いに10月にオープンした「ブリックエンド」にやってくると、開口一番、そんな言葉をもらした夏菜さん。実は彼女、自他ともに認めるグルメマスター。そのお店選びにかける情熱が、バラエティ番組で話題になったことも。

 「食べものヘンタイなんです(笑)。食べるのも飲むのも大好き。外食のときはリサーチは欠かせません。何十軒もの候補からインターネットで調べ、食通の友人たちに聞き、全方位から攻めて"今日はここ!"って決めます。おいしくごはんを食べるために筋トレもしてるし、ソムリエの学校にも通いはじめました。もう、朝起きてから夜寝るまでずーっと食べることを考えてます(笑)」

 撮影で訪れた「賛否両論KAKUUCHI」ではおすすめ料理に目を輝かせ、「おいしいー!」と満面の笑みに。「賛否両論って予約がとりづらいというイメージがあったから、気軽に入れるのはすごくうれしい」。「MUSIC BAR berkana」ではカクテルを堪能し、「窓から電車が見えるのも魅力。動くものが見えると、飽きることなくずっと過ごしていたくなるんですよね」とも。そんな夏菜さんの考える「理想のお店」とは?

 「こじんまりしていて、お料理がおいしくて、お店の人がつかず離れずの距離感で......そう考えると、ブリックエンドは理想に近いかも。どのお店も落ち着くし、ひとりで入りやすい感じもいい。5軒すべてカラーが違うから全部行ってみたいですね。私、けっこう仲良くなっちゃうタイプなんで。一人でふらっと来て、常連さんと仲良くなる自分の姿が目に浮かびました(笑)」

 16歳でデビューし、映画やドラマ、CMなど多くの話題作に出演。順調にスターダムを駆け上がったかのように見えるけれど、過去には気力が伴わぬ苦しい時期もあったのだそう。そんな時期を乗り越え、「人生楽しくなってきた」今、見えてきた目標があるのだと言います。

 「女優としてというより、まず人として、愛情溢れる人になりたいと思うんです。人のいいところを見つけ、話を聞いてあげられる、誰かの助けになれる人になりたい。支えてくれた母の姿を見て、そう思うようになったのかもしれません。そのためにも食は大切。食は元気の源で、ほっとするし、力にもなりますからね。いいお店でおいしいものを食べた時の幸福感は、なににも代えられないものだと思っています」

夏菜(なつな)
女優。2006年デビュー。映画『GANTZ』で注目を集め、NHK連続テレビ小説『純と愛』で国民的女優に。NHK BSプレミアムドラマ『山女日記』、MBS・TBS『咲 -Saki-』に出演中。

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